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当地、北海道はこの2月、近年まれに見る大雪である。 そしてわが青春の「はりモグラ邸」はオメガルーフィングの無落雪屋根だ。 これが何を意味するかと言うと―。 ということになるのである。(T-T) ☆人気blogランキングへ雪庇(せっぴ)とは―、 "雪庇(せっぴ)とは、雪のかぶった山の尾根、山頂などに、風が一方方向に吹き、風下方向にできる雪の塊である。放置すると、自重に負けて崩落するまで際限なく大きくなる。大きな雪庇はブロック雪崩の原因になることから、定期的に除去される"―Wikipediaより引用 というものである。住宅の屋根にできるのも珍しい事ではない。特にわが家のような無落雪の屋根の場合だと、自重で滑り落ちる事がないためにその大きさは数日でメガトン級に発達する。 そしてその下にあるものは玄関ポーチ(の入り口)。なんてこったい、うっかり東側になんぞ玄関の入り口を向けるんじゃなかった。協同住建の皆さんも、札幌市北部その他多雪地域に無落雪の輸入住宅を建築するときは、東側に玄関を向けちゃダメですよ(笑)。 むろん建築当時は雪庇などは想像だにしておらず、よってわが家には屋根に登れるような足がかりは一切ない。 かといって諦めモードに入ってこのまま座して死を待つわけにはいかない。だけでなく毎日が「ロンドンばぁし落ちた〜♪落ちた〜♪落ちた〜♪」ではとてもじゃないが春を待つまでもなくマジでノイローゼの5秒前である。 というわけで恒例。はりモグラの知恵と根性をもって、見事この雪庇を取り払ってくれるわ!成らぬでもせめてひと花咲かせてみせようぞッ!! でもやり方がまったく分からないのでネットでグリグリ調べてみる。雪庇防止の屋根工事なんかも提案されてたりするんだけど、どう見てもカッコ悪いよ、コレなんて…。金かかるし。 そんな折、こんな画像を見つけた。場所は青森県である。 ここで閃いたね僕は。こんな校舎のような高い屋根だったらどうしたってクレーン車が必要になるけれど、作業原理としては単純明快。つまり得物が届けば雪庇なんて何とかなるんじゃないのか? ということはだ。きっと先に似たようなことを思い立って挑戦している というわけで矛先を変え、さらに検索検索していったら、案の定いましたよ。それもほんの目鼻の先の隣町の住人だよこの人。 その記事がコチラ。 ん〜素晴らしい。素晴らしく合理的だ。ノコギリまでは考えつかなかった。 で、仕事の帰りすがら買ってきた。おそらく件の方と同じ百均(ダイソー)だったのだろう(さすがに店舗は違うと思われる)。まったく同じノコだった(笑)。園芸用の長いポールはなかったので細身の竹竿(1.8m)を2本買ってみた。 まずはノコギリと竹竿を針金で緊縛する。今回活躍した針金というのは、いつぞや通勤快速トゥデイのマフラー補修でお世話になった園芸用針金の余り、である。う〜む、この辺りが家ブログサイトって感じでイイなぁ。参ったなぁ。 また、細身の竹竿2本連結では振り回し時の強度に自信が持てなかったので急遽、家のクローゼットに転がっていたステンレスの物干しポール(伸縮可能)を接ぐことにしてみた。このポールは延ばせば2.5mほどにもなる。 接ぎ方は、まずは2本の棒っこを数十センチ重ねたところを針金でぐるぐるとらせん状に縛り付けて固定し、上から強力ガムテープでミイラ巻きにする、という至ってシンプルな手法である。 モノは試しと夜の寒空の中、得物を持って外に出ていざ挑戦してみるが届かない。 ちいっ、足りぬか。 もう一度家の中に戻り、家の中のあらゆる収納をがさがさしていると、2階ベランダにふと極太の突っ張り棒が転がっているのに気づいた。 さっそく持ってきて先ほどと同様に接いで延ばしてやる。 できた! いざ、出陣。 (※注:危険作業が伴います。真似して怪我しても当管理人は一切の責任を負えません。) わはははは!「雪庇バスタードソード」(※手に持ってる物干し竿のこと)量産の暁には、連邦軍(※雪庇のことだと思われる)など物の数ではないわあっ!!あ、それそれ。シャコシャコ…(ノコで雪を切る音) 画像を見ていただければお分かりだろう。もうこれで何をも恐れずに玄関に出入りすることができる。変な歌が頭の中を駆け巡る心配ももうない。 ちなみにここまで切り落とすのに要した時間はほんの15分足らずだ。ブラボー。 でも作製するのに試行錯誤で時間がかかったから今夜はもう寝ることにする。zzz まったく、こんな素晴らしい道具を考えた人には宝剣付き柏葉騎士十字賞を授与したい。 で、その翌日か翌々日。 夜半に大雪が来ていたなと思っていたら、やはり雪庇も急成長していた。 もはやその姿は今や懐かしきリーゼント(笑)。 家よ待っていろ。仕事から帰ってきたら、またカットしてやるからな。 で、その夜。どうなってんだ今年の北海道。今夜もまた雪が降ってきたよ。(T-T) ちなみにこれが例の「雪庇バスタードソード」(←まだ言ってる)の全貌。不恰好ながら佐々木小次郎の刀よりも長大で頼もしい相棒である。いったい全長何メートルあるんだか。 あらためて先端部分の画像。外れたり曲がったりしないよう工夫してかなり厳重に縛っておいたお陰で、ふらつくことなく非常に使いやすい。その気になれば自邸内から人知れず隣家の大切な庭木を切り倒すことだって不可能ではない(笑)。もはや気分はテロリストである。 さすがに屋根の一番高い部分には長刀(ノコ)が届かないので、将来的にいろいろな用途に使える脚立を買ってみた。実は欲しかったんだーコレ。 気を良くして、では、いざ尋常に、勝負― (by加山雄三) 全て切り落とすのにも占めて一時間とかからない。 切り落とす際にはまず縦方向(屋根に向かって)にいくつか切込みを入れていき、それが終わったら端っこのほうから横方向(庇と平行の方向)に刃を入れていくのだ。ただし、これだけの量を一気にやるときは、特にそれが中央付近の大物を切り落とす場合、夢中になって自分がいつのまにか倒すべき獲物の真下にいたなんてことがないよう、格別の注意が必要である。できればクルマやその他の道具類なんかも遠くに退避させておいたほうが良い。 ―怖い思いをしたはりモグラさん(34歳)の日記より― ちなみに作製に要した費用はたったの300円だ(それと家に転がっていた針金と物干し竿と突っ張り棒)。 知恵と根性さえあれば、危険な思いをして命がけで屋根に登ったり(そして落ちたり)、何十万もかけて屋根に追加工事をしたり(そして雨漏りしたり)、庇部分に電熱線を這わせてランニングコストをかけたり(ショートして壊れたり)する必要はないのである。 以上、今回もミッション完了!(^○^) ★皆様の 応援ポチ が一層の励みになりますm(_ _)m |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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へぇ〜〜〜、なるほどのこぎりなんだ〜。 |
haru 2008/02/19 20:09 |
雪庇バスタードソード! |
ガトちゃん URL 2008/02/19 22:45 |
>haruさんへ |
はりモグラ 2008/02/20 08:59 |
>ガトちゃんさんへ |
はりモグラ 2008/02/20 09:15 |
こんにちは〜(^^) |
Mちゃん 2008/02/20 23:37 |
>Mちゃんへ |
はりモグラ 2008/02/21 08:49 |
はりモグラさんが「雪庇バスタードソード」を持って雪庇と格闘している姿を思い浮かべながら、面白可笑しく読ませていただきました…が、これってあまり笑い事ではないですよね?(^^; |
とも URL 2008/02/24 23:02 |
>ともさんへ |
はりモグラ 2008/02/25 12:52 |
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